施工工程
施工工事の流れを、実際に現場で撮影させていただいた画像をを掲載させていただきながら解説してまいります。
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外壁(北面)
住宅の北面です。畑に面しているということもあり、外壁には色褪せや苔の発生が目立ちました。
今回の施工では、
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足場をかけ、塗装工事を開始します。
窓の養生、洗浄の工程を経て、下塗りが終わった様子です。
すでに壁の汚れが取れている様子がわかります。
色褪せに目を瞑れば、高圧洗浄だけである程度は綺麗にすることが可能です。
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下塗り一回、上塗り二回、計3回の塗装が完了した後の様子です。
色褪せも、壁の汚れも、見当たりません。
カビや苔などの発生は、塗料が機能不全に陥ったことを示しています。
カビや苔は、見た目の美観を損ねるだけでなく、建材にまでダメージを与えているのです。
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工事完了後の様子です。
外壁の色褪せは、なくなり、美しいベージュが映えています。
当初のご依頼通り、元あった軒も撤去し、後日新しいものに交換されました。
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外壁(南面)
北面同様、苔とカビがところどころに発生していました。
特にこちらの窓際は、顕著に発生を確認することができました。
触診も行ったところ、手にも苔が付着。
塗料が機能不全に陥っている様子でした。
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工事完了後の様子です。
洗浄でしっかりと汚れを除去したのち、塗装を3度行っています。
汚れが残った状態で上から塗装をしてしまうと、塗料の効きが悪くなってしまうので、
汚れが目立つ際はしっかりと掃除しておくことが大切です。
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波板の交換
張り替え前の波板の様子です。
経年劣化や太陽光の影響もあり、変色や変形が起こっている様子がわかります。
劣化が続いたまま長期間放置していると、
留め具の緩みや、耐久性の低下からひび割れや剥がれにつながることもあります。
今回の事例では、適齢期での交換ということもあり、
極度に劣化が進んでいるという様子は見受けられませんでした。
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張り替え完了後の様子です。
今回は、ポリカーボネート波板に張り替えを行いました。
ポリカーボネート波板の耐用年数は、約10年。
非常に耐久性の高い資材を使用しましたので、
次回の張り替えは大体15年〜20年を目処にご検討されることをオススメします。